プリウス値引きを限界まで獲得する方法

プリウス値引き徹底解説

プリウスは日本で一番売れている車種の1つ。そのため、トヨタはプリウスをなかなか値引きしようとしません。

 

ここでは、プリウスを値引きさせるために必要なテクニック・注意点や、営業マンとの交渉に使える問答集などを紹介します。

 

プリウスの値引き相場情報

トヨタのプリウスの値引き相場は日々変わっています。まずは、現在の最新プリウス値引き相場額をチェックしておきましょう。

 

トヨタプリウス車体値引き限界額 トヨタプリウスオプション値引き率
18~23万円 10%~15%

 

合計限界値引き額→30万円

 

プリウスは現在、日本で一番売れている車種の1つです。

 

プリウス 17520台
ヴォクシー/ノア/エスクァイア 19650台
アクア 15493台

 

↑ここ1年くらいは「プリウス」「ヴォクシー/ノア/エスクァイア」「アクア」のどれかがベスト3以内に入る状態が続いています。当然、売れている車はわざわざ値引きする必要がないため、プリウスの値引き相場はずっと渋いまま推移しています。

 

ここでは、そんなプリウスをどうしたら最大限値引きできるのかを徹底解説します。長い記事ではありますが、かならずヒントになるのでぜひご一読ください。

 

目次

プリウスの値引きは事前の下準備が最も重要!

 

プリウスを買うつもりなら、今使っている車は譲るか売るかするはずです。ここで多くの人が「ディーラー下取り」を選択しています。そして、「どうせディーラーが買取相場もちゃんと教えてくれるだろう」と考えるはずです。

 

もちろん、ディーラーは下取り査定を行いますが、その価格が相場通りかどうかは保証されません。ディーラーはあくまで車を売るのが仕事であって、中古車を買い取るノウハウはあまりありません。なので、実際の買取相場より10~20万円安いなんてことはザラにあります。

 

さらに、セールスマンは商談しながらこちらの様子をうかがっており、「この人は愛車の買取相場を知らないな」というのも簡単に見抜きます。その上で、

 

 

プリウスの値引きはもう無理です!

 

でも、下取り金額アップはOKですよ。10万円アップで、30万円でどうでしょ?


 

こんなことを、さも親切であるかのように言ってきます。お客さんとしては、なんだかプリウスの値引きが増えたように感じて、契約してしまいます。

 

しかし、愛車の本当の買取相場がもし100万円だったとしたら… 70万円もの大マイナスになってしまうのです。

 

ただでさえ交渉が渋いプリウスを頑張って値引きしても、全て消し飛んでしまうことでしょう。

 

このように、愛車の買取相場は事前に必ず調べましょう。そうしないと、

 

ディーラー下取りは買取相場よりも平均20万円ほど安い
セールスマンのトーク術に丸め込まれて、かんたんに契約してしまう

 

このように、二重の意味でマイナスになるのです。

 

まずは愛車の買取相場を調査しよう

 

ディーラー下取りを選んでいると、プリウス値引き商談がかなり失敗しやすいのは解説した通りです。どれだけプリウスを頑張って値引きしても、下取り差額でマイナスに落ちる可能性が高いですし、交渉自体も非常に不利になります。

 

要するに、プリウス商談のスタートラインに立つこともできないわけです。なので、準備として愛車の買取相場の調査は絶対必須です。

 

愛車の買取相場については、【一括査定】を使って調べるのがおすすめです。

 

 

ディーラー下取りはせいぜい地元のオークションに投げるくらいしかできませんが、中古車買取店であれば国内だけでなく海外にも販売網を持っており、かなり高い価格をつけることができます。最近は中国などのアジアで日本車の人気が高いので、買取価格を高くするなら海外ルートは絶対必須です。

 

一括査定サービスは、中古車一括査定サイトを使うことですぐに利用可能です。中古車査定一括サイトはいろいろありますが、その中でも「かんたん査定ガイド」が使いやすくておすすめです。

 

 

45秒の入力だけで、最大10社への査定がすぐに行われます。その後、即座に愛車の買取相場を確認することができるのがメリットです。

 

かんたん車査定ガイドの公式サイトはこちら
 http://a-satei.com/

 

値引き前にプリウスについて知っておこう

 

トヨタ プリウス

 

発売日:2015年12月
価格帯:242~319万円
燃費性能:37.2~40.8km/リットル

 

 

現行トヨタプリウスは2015年末に発売開始されました。なんといっても最大の特徴は最高で40.8km/リットル(JC08モード)もの超低燃費性能となります。

 

また、「Toyota Safety Sence P」を装備(一部グレードはメーカーオプション)をしており、最先端の安全機能が利用できるのも強みです。

 

燃費性能が高いのが最大の特徴!

 

すでに解説した通り、プリウスは現行の車種のなかでもトップクラスの燃費性能を誇っています。

 

プリウス 37.2~40.8km/リットル
アクア 37.0km/リットル
フィット 31.4~36.4km/リットル

 

現行車種で燃費性能の高い「アクア」「フィット」と比べても、プリウスの燃費性能がいかに高いかがわかります。プリウスで40km/リットルオーバーをしているのは最廉価グレードのみで、購入する人は少ないので、実質的なプリウスの燃費性能は37.2km/リットルと言えますが、それでもコンパクトカーと競っているのは大きな魅力です。

 

プリウスをライバル車種と相見積もりに持ち込む際は、この「低燃費」の部分をいかに切り崩すかが重要となってきます。

 

ディーラーの違い・本命販売店の選び方とは?

 

プリウスを値引きする際に重要なのが、「ディーラー選び」となります。適当に近所のディーラーで商談をしてしまうとうまくいかないことがあるので、まずは「どのディーラーを本命にするか」をしっかり決めておきましょう。

 

トヨタには、

 

  1. トヨタ
  2. トヨペット
  3. ネッツ
  4. カローラ

 

の4つの販売チャンネルがあります。プリウスがどのチャンネルで販売されているかも、値引きをすすめる上で重要なので覚えておきましょう。

 

 

プリウス

○○トヨペット株式会社
 

ネッツトヨタ○○株式会社
 

○○トヨタ自動車株式会社
 

トヨタ○○カローラ株式会社
 

 

 

 

↑を見てもわかる通り、プリウスはトヨタの全4チャンネルで販売されています。

 

次に、それぞれの販売チャンネルの特徴やプリウス値引き難易度を見てみましょう。

 

販売チャンネル

特色

プリウス値引き難易度

トヨペット

高級車路線寄りだが大衆車の取り扱いもあり。セールスマンの交渉テクニックが高く、強敵となる。

★★★★

ネッツ

大衆車がメインのチャンネル。「トヨタオート店」と「トヨタビスタ店」が統合されてできたチャンネルなので、店舗ごとに特色がバラバラ。

★★★

トヨタ

クラウンがメインだけあってかなり高級車路線。お客さんもお金持ちが多く、交渉難易度はかなり高い。

★★★★★

カローラ

かつてはカローラを販売していたチャンネルなので大衆向け。拠点数が多いほか、交渉もしやすい。

★★

 

↑の一覧のとおり、トヨタは販売店ごとに結構特徴が違います。なので、プリウスの本命ディーラーの選び方は以下のとおりとなります。

 

トヨタ、トヨペットは交渉難易度が高いので、「対抗ディーラー」として利用。カローラとネッツは「本命」に設定するが、どちらかというとカローラの方が交渉しやすいのでネッツを次点として考えるのが理想。

 

セールスマンと敵対しないようにしよう

これはプリウスの商談だけの話ではありませんが、値引き交渉はどうしてもお金がからむので、セールスマンを敵と感じてしまう人がいます。いったんそういう意識をもってしまうと、どうしても攻撃的になったり、えらそうな態度をとってしまいがちです。

 

しかし、セールスマンも人なので、えらそうな態度を取られると身構えてしまい、交渉はうまくいきません。「これから長い付き合いをしたい」と考えているので、セールスマンもお客さんを選別します。「俺が選んでやっているんだ」という態度を取っていると、足元をすくわれるでしょう。

 

セールスマンにプリウスの値引きを渋られると頭にくるかもしれませんが、そこで怒ってしまうと試合終了です。ちゃんと我慢をして、暖かい態度で接することを心がけましょう。セールスマンを立てて気分を良くさせれば、味方になってくれるかもしれないのです。

 

 

【価格競争型】のプリウス値引き交渉術

 

プリウスの情報を覚えて、本命の販売店の選び方もわかったら、今度は値引き交渉術について押さえておきましょう。

 

まずは、【価格競争型】のプリウス値引き交渉術について解説します。

 

上で解説したとおり、プリウスは「トヨペット」「トヨタ」「ネッツ」「カローラ」の全4チャンネルで販売されています。トヨタの販売チャンネルは異資本となり、お客さんの取り合いに持ち込めるため、【価格競争型】の競合に発展させることが可能です。

 

ここで重要なのが、各販売チャンネルの交渉難易度です。先に交渉難易度の低い(プリウス値引きのゆるい)ディーラーから攻めてしまうと、難易度の高いディーラーと相見積もりしても「○○店にはとてもかないません」とすぐ白旗を上げられてしまいます。

 

なので、まずは交渉難易度の高い、渋いディーラーから攻めて、徐々に見積書を育てていくことが重要なのです。

 

渋いディーラー同士を競合させる

 

交渉難易度高


交渉難易度低

トヨタ
トヨペット
ネッツ
カローラ

【価格競争型】のプリウス値引き交渉は、まず準備として「渋いディーラー同士」を競合させていきます。4つの販売チャンネルの中では、「トヨタ」と「トヨペット」が該当します。

 

 

最初はプリウス値引きの交渉難易度が高い「トヨタ」に行って見積書をもらいます。このとき、黙って見積書をもらうと当然「値引きゼロ」となります。「プリウスの値引きはどうなの?」と一言添えてから見積もりを取りましょう。そうすれば、相手も無視することはできないので、数万円程度の割引がされるでしょう。次は、その見積書をもとに、今度はトヨペットに行って相見積もりをします。この時点でプリウスの値引き額が限界額になることはほとんどありませんが、ある程度見積書が育ってくるはずです。

 

渋すぎて見積書が育たないときは

「トヨタ」と「トヨペット」の競合の段階では、渋すぎてほとんどプリウスの値引きが取れないことがあります。そんなときは、「越境交渉」を利用してみましょう。

 

エリア トヨタ トヨペット
埼玉県 埼玉トヨタ自動車株式会社 埼玉トヨペット株式会社
宮城県 宮城トヨタ自動車株式会社 仙台トヨペット株式会社
静岡県 静岡トヨタ自動車株式会社 静岡トヨペット株式会社
福岡県 福岡トヨタ自動車株式会社 福岡トヨペット株式会社

 

↑は各都道府県にある「トヨタ」「トヨペット」の一例ですが、基本的に1県1社となっています。なので、県をまたげば別の資本になるということです。そのため、相見積もりして渋かったときは、越境して交渉しなおしてみるのもアリです。

 

また、原則として同資本同士は情報共有しているので、同一県内の「トヨタ」「トヨペット」に移動して見積もりし直すのはうまくいきません。しかし、個人情報を渡さなければ情報共有もできないので、「これは渋すぎる」と思ったときは個人情報を渡さないようにするとよいでしょう。そうすれば、同一県内の「トヨタ」「トヨペット」で相見積もりをやり直すことができます。

 

個人情報は、商談中の「アンケート」で記入することになるので、「アンケートをお願いします」と言われたら断ってしまえばOKです。

 

育てた見積書を本命ディーラーに持ち込む

 

次は、「トヨタ」「トヨペット」の競合で育てた見積書を、今度は「カローラ」「ネッツ」に持ち込んでプリウス値引きの相見積もりをします。

 

「カローラ」「ネッツ」は「トヨペット」に比べるとプリウスの値引きが出やすいので、さらに見積書を育てることができます。

 

「カローラ」VS「ネッツ」に持ち込む

 

手順2の結果、「カローラ」と「ネッツ」でそれぞれ見積書が入手できます。このとき、どちらかのほうがプリウスの値引きが大きくなっているはずなので、もう一方のディーラーに持ち込んで再び競合させます。

 

例えば「カローラ」のプリウス値引きが16万円、「ネッツ」が12万円となっていた場合は、カローラの見積書を持ってネッツに行きます。そして、「カローラは○○万円値引きされた。こちらが頑張ってくれればこっちに決めてもいいんだけど…」などとアピールするわけです。

 

あとは、「カローラ」と「ネッツ」を行ったり来たりして、限界までプリウスの値引き額を高めていけばOKです。

 

「カローラ」同士、「ネッツ同士」も可能!

 

エリア カローラ ネッツ
埼玉県

トヨタカローラ埼玉株式会社
トヨタカローラ新埼玉株式会社

ネッツトヨタ東埼玉株式会社
ネッツトヨタ埼玉株式会社

宮城県

トヨタカローラ宮城株式会社

ネッツトヨタ仙台株式会社
ネッツトヨタ宮城株式会社

静岡県

トヨタカローラ静岡株式会社
トヨタカローラ東海株式会社

ネッツトヨタ静岡株式会社
ネッツトヨタスルガ株式会社
ネッツトヨタ浜松株式会社
ネッツトヨタ静浜株式会社

福岡県

トヨタカローラ博多株式会社
トヨタカローラ福岡株式会社

ネッツトヨタ北九州株式会社
ネッツトヨタ福岡株式会社
ネッツトヨタ西日本株式会社

 

↑を見るとわかりますが、「カローラ」「ネッツ」については、1県につき2つ以上異資本の会社が存在している場合があります。つまり、例えば「ネッツトヨタ静岡」と「ネッツトヨタ浜松」は異資本競合に持ち込むことができるのです。

 

なので、手順3の時点である程度のプリウス値引きは獲得できますが、さらに伸ばしたいときは同一県内の異資本「カローラ」「ネッツ」をぶつけていくのもアリです。

 

また、同一県内に異資本「カローラ」「ネッツ」がない場合も、越境すれば別資本になるので、同一ディーラー同士の競合が可能です。

 

各都道府県のトヨタ販売チャンネル状況については、トヨタ公式サイトのの「店舗・販売店検索」で検索できます。

 

入手した見積書は見せない!

 

【価格競争型】に限った話ではないのですが、対抗ディーラーの見積書はセールスマンには「見せない」のが基本となります。見せないようにして「他店ではプリウスがかなり安くなりそうだよ」なんてことを言うことで、「ひょっとして、プリウスのすごい値引きが出たのでは」と勝手に想像させて、大幅な譲歩を引き出すわけです。

 

例えば、ネッツでプリウスの10万円の値引きが取れたとします。それをカローラに持ち込んだときに、ネッツの見積書を見せてしまうと、「では、そこから1万円上乗せします」と言う形になりかねません。つまり、「ちょっと上乗せ」で済まされてしまう場合が多いのです。しかし、あえて見せないようにすれば、相手は勝手に想像を膨らませて大幅な値引きを提案してくる可能性があるのです。

 

もし見せてくれと言われたら、「相手のディーラーに迷惑がかかると困るので」といって断るようにしましょう。

 

上級職を狙い撃ちしよう!

 

実は、セールスマンはプリウスの値引きの決裁権を持っていません。高額決裁権は、上級職が持っています。

 

平社員 < 店長 < エリアマネージャー

 

決裁権のパワーバランスは↑のような形になっています。なので、ヒラのセールスマンと交渉しているだけだとプリウスの高額値引きはいつまでたっても出てこないのです。そのため、いかに上級職との話に持ち込むかがポイントとなります。しかし、来店したばかりのお客さんに店長クラスが対応することはまずないので、はじめは平社員と交渉をして上級職を引き出す必要があるのです。

 

平社員はお客さんに向かって直接「店長に聞いてきます」なんて言うことはないので、無線などで上級職にこっそり連絡します。なので、平社員がちょくちょく退席したり、どこかに連絡しているようなら、上級職に相談しているということなので、期待大となります。

 

逆に、セールスマンが椅子から全く動かず、どこにも連絡しないでどっしり構えているようだと、ほとんど期待できません。このあたりの判断基準を持って、交渉にのぞむと効率がかなりアップします。

 

また、ディーラーによっては店長が商談後に挨拶に来たり、店長自ら商談の席につくようなこともあります。こんな状況はかなり大チャンスなので、そのディーラーは大切にしましょう。

 

限界の合図を見極めよう

 

プリウスの値引き交渉をする際、「そのディーラーの限界」を見極めるのはかなり大事です。限界が判断できないと、「もうこれ以上無理」と言うところまで来ているのにわからないまま、無意味に交渉を重ねてしまうことになるからです。逆に限界がわかれば、契約を決めたり、そのディーラーを切ったりなどの決断ができます。

 

そのディーラーの限界は、大抵の場合「セールスマンが沈黙する」タイミングとなります。長い沈黙のあとに提示してきた条件は、「もういっぱいいっぱい」ということになります。

 

逆に、笑顔で「もう厳しいですね~」なんて即答しているうちは、まだまだ余裕があると判断できます。たいていの場合、上級職への相談もしておらず、自己判断で言ってるだけです。

 

相手がどのくらい追い込まれているかをしっかり見極めて、無駄な交渉をしないように効率よく進めていきましょう。

 

 

【ライバル競合型】のプリウス値引き交渉術

 

プリウスはセダンタイプのハイブリッド車種となります。なので、ライバルとしてもセダンタイプのハイブリッド(もしくはディーゼル)が理想的ということになります。ただし、この条件の車は実はあまりありません。

 

車種名 価格帯 販売台数(2016年12月)
プリウス 242~319万円 12180台
アクセラ(マツダ) 247~308万円 2927台
シャトル(ホンダ) 199~239万円 2132台
グレイス(ホンダ) 195~222万円 764台

 

プリウスと価格帯がある程度あうライバル車というと↑の一覧あたりになります。しかし、「販売台数」のところを見るとわかりますが、非常にプリウスが売れており、他のライバル車を圧倒しています。

 

ライバル車競合は「同じくらい売れている車」をぶつけるのが理想的なので、そういった意味ではプリウスはライバル不在の状態となっているのです。

 

なので、プリウス値引き交渉はやはり【価格競争型】が基本。ライバル競合はあくまで「保険」といった考え方を持ったほうがいいでしょう。

 

アクセラとライバル競合していこう

 

もしプリウスをライバル競合で値引きしていくなら、相手は「アクセラ」1本に絞ったほうがいいでしょう。アクセラであれば、価格帯がプリウスとバッチリ合いますし、ある程度売れ行きもあるので競合相手として成立します。しかも、アクセラは「魂動デザイン」を採用しているほか、ディーゼルモデルもあるなどかなり特徴的です。なので、「アクセラの見た目が好き」「やはりディーゼルも気になる」というアピールができるのも強みです。

 

シャトルやグレイスも一応プリウスと競合は可能ですが、売れ行きがあまりよくないですし、これといった特徴もないので、いっそ捨ててしまったほうがいいでしょう。あれこれいろんなライバルを競合させると交渉難易度も上がるので、1本に絞って簡略化しましょう。

 

ライバル競合の流れとしては、まずアクセラの値引きをしっかり取って見積書を用意すること。その上で、「アクセラが結構安くなりそうだし、ディーゼルなのもうれしい。プリウスがもう少し安くなるなら、プリウスでもいいんだけど…」とプレッシャーをかけていきましょう。

 

ライバル競合の交渉手順は?

 

アクセラの値引きを獲得するには、やはり対抗馬が必要です。ここで便利なのが「プリウスの見積書」です。すでに紹介した【価格競争型】のプリウス交渉をある程度進めておけば、プリウスの値引き見積書が用意できます。あとは、これを持ってマツダディーラーに行き、アクセラの値引きを獲得していけばいいのです。

 

アクセラもそれほど値引きがゆるいわけではないので、プリウスの値引きを限界まで高めてしまうと、「その価格はとても出せません」と言われて降参されてしまいます。なので、マツダディーラーに持っていく見積書はまだ育ちきってないもののほうがいいでしょう。

 

例えば【価格競争型】の交渉でプリウスの値引きが10万円獲得できたとします。この見積書を持ってマツダディーラーに行って交渉し、アクセラの値引きを10万円以上にします。あとは、アクセラの見積書を持ってトヨタディーラーに戻り、「アクセラも結構安くなりそう。ディーゼルなのも魅力だし、アクセラと悩んでいる」なんてことを言ってプレッシャーをかけていけばいいのです。

 

後で詳しく説明しますが、ライバル車競合は地域によっては結構有効です。例えば、北海道・沖縄は越境交渉ができないので、【価格競争型】の相見積もりに限界があります。そこで、ライバル競合を仕上げとして持ってくるのです。

 

どのグレードを競合させる?

 

当然ですが、プリウスとアクセラを競合させる場合は、お互いの価格帯を合わせる必要があります。

 

プリウスグレード(価格)

アクセラグレード(価格)

Aプレミアム“ツーリングセレクション”(319万円)

-

Aプレミアム(310万円)

22XD L Package(308万円)

A“ツーリングセレクション”(292万円)

HYBRID-S L Package(287万円)

A(277万円)

22XD PROACTIVE(278万円)

S“ツーリングセレクション”(262万円)

15XD L Package(268万円)

HYBRID-S PROACTIVE(265万円)

S(247万円)

HYBRID-C(247万円)

E(242万円)

15XD PROACTIVE(243万円)

HYBRID-C(247万円)

 

プリウスの各グレードと、価格帯の合うアクセラのグレード一覧は↑のとおりとなっています。値引きさせたいプリウスのグレードと対応するアクセラのグレードを選び、値引き見積書を取っていきましょう。

 

なお、プリウスの最上級グレード「Aプレミアム“ツーリングセレクション”(319万円)」に関しては、対応するアクセラのグレードがないので、ライバル競合は難しいです。プリウスの最上級グレードについては、【価格競争型】の交渉をしていくしかありません。

 

 

プリウス値引きの「口説き文句集」

 

ここでは、プリウスを買う際にセールスマンに言うと効果のある「口説き文句」を解説しています。値引き交渉時の参考にしていただけると幸いです。

 

同じ車なんだから、安いところで買うつもりです。

プリウスを【価格競争型】で交渉するときに必須のセリフです。セールスマンとしても、「その通りだな」と思うしかなく、あとはディーラーの方針や体力次第となります。あれこれ交渉しないので、ノリがいいセールスマンだとむしろやる気を出すかもしれません。

プリウスが本命ではあるけど、アクセラもいいなと思うんですよね…

プリウスとアクセラをライバル競合するときは、「迷っていること」をいかにアピールするかがポイントです。

 

アクセラの値引き見積書を用意しておけば、「アクセラも魅力的だし、ある程度安くもなる。プリウスも、安くなれば決めてもいいんだけど…」と具体的なセリフが言えるので効果大です。

もしもし?実は、プリウスの購入を検討中なのですが…

いきなりディーラーに行くよりも、一本電話を入れてから向かうと交渉しやすくなります。いきなりディーラーに行く人は冷やかしも多いので、セールスマンもいい加減な対応をすることがあります。なので、あらかじめ電話で伝えておくことで印象が残りやすくなるのです。

 

しかも、「何時ころ行く」と伝えておくと、ディーラーのエースセールスマンが待っていてくれることもあるので、ダブルで効果があります。

見積書は見せてもいいですが、必ずいい条件をください。

対抗ディーラーの見積書は見せないのが基本ですが、たまに相手がどうしても見せてくれと食い下がってくることがあります。そんな場合は、「必ずいい条件を出してくれ」と一言言ってみましょう。相手が引き下がっても損をするわけではありませんし、もし了承したらプリウスの値引き拡大の大チャンスとなります。

 

ただ、このセリフは交渉序盤はおすすめできません。「ちょっと上乗せ」で済んでしまうと困るからです。なので、プリウスの値引き額がある程度高まってきて、ちょっとやそっとでは拡大できなくなってきたときに活用したほうがいいでしょう。

グレードを1つ上げたいな…価格そのままでグレードアップできない?

価格そのままでグレードアップを要求するのもアリです。もちろんムチャな要求なので相手もそのまま飲むことはありませんが、グレードアップの見返りで値引き拡大が得られることがあります。

 

なので、あえて1つ下のグレードで交渉をして、いいタイミングでグレードアップする作戦もよいでしょう。

プリウスの値引きが上がるなら、そちらの保険に切り替えてもいいですよ。

ほとんどのディーラーでは、自動車任意保険も取り扱っています。新車購入のタイミングで保険切り替え客を取ると、ディーラーに成果報酬が入るので、その分を値引きに回せというわけです。

 

ただ、保険料が上がる場合は、アップ分がプリウスの値引き額を上回ると意味がありません。なので、あらかじめ現在の保険料は調べておきましょう。

他店で、ローンに変えたら値引き上乗せと言われました。

プリウスの支払方法は、全額キャッシュローンの2択となります。ローンを選んだ場合、金利の分ディーラーにインセンティブが入るので、ディーラーとしてはローンを選んでくれた方がうれしいと言えます。そして、そのインセンティブの一部をプリウスの値引きに回す場合があるのです。

 

なので、はじめは全額キャッシュで話を進めて、ここぞというところで「半分ローン」などに切り替えるわけです。そうすると、プリウスの値引きを上乗せできるかもしれません。

 

ただ、金利以上の値引きが出ることはないので、そのままローン支払いをすると損をしてしまいます。なので、「もしまとまったお金ができたら、一括返済してもいいか」と聞いておくのは忘れないようにしましょう。

やっぱり一括で支払います。全額キャッシュにするんだから、もう少し安くできませんか?

こちらは先ほどのローン作戦とは逆パターンです。はじめはローン支払いで話を進めて、途中でキャッシュに切り替えるのです。「全額キャッシュなんだから」と言ってプリウスの値引きを要求すると、通ることがあります。

 

ただ、ディーラーとしてはローンの方がうれしいので、成功率は低いです。たんにお客さんが「キャッシュの方がうれしいだろう」と勘違いしているだけなので、「断ったらがっかりさせてしまう」というディーラー側の温情を狙う作戦となります。

奥さんがアクセラのほうがかっこいいと言ってて困っている。僕としてはプリウスが本命なのですが…

プリウス交渉では、奥さんを交渉のネタに使うのもアリです。「いい条件を出してくれたら、僕が奥さんを説得するから、頑張ってくれ」と言えば、イヤと言うことはできないでしょう。

 

同じく、トヨタディーラー同士の交渉でもこの作戦は使えます。「奥さんが近所のお店で買いたがっている」などの理由を付ければいいのです。

 

また、奥さんと一緒に商談の席について、自分がトイレなどで離席している間に、奥さんに「私はアクセラのほうがかっこいいし安いからいいんだけどね」なんて言わせてプレッシャーをかけるのもいいでしょう。

親戚と同じ条件をください。

親戚や友達がプリウスの大幅値引きを獲得した場合は、同じディーラーに行って「同じ条件にしてほしい」と言ってみましょう。実際に出た条件なので、同じ条件をもらえる可能性は高いです。

 

ただ、この場合は親戚(もしくは友だち)にディーラーを紹介してもらう必要があり、なかなか使えるシーンは多くはないでしょう。ただ、失敗しても損はありませんので、試す価値はあります。

週末決めると向こうのディーラーと約束してしまった。なのでもうちょっと待ってほしい。

プリウスの値引き交渉をすすめていくと、セールスマンも熱くなってきて「今すぐ決めてください」と契約を要求してくることがあります。ここで引き延ばすとセールスマンが冷めてしまうことが多いので、うまく引き伸ばすようにしましょう。

 

理由付けとしては、「相手のディーラーと約束してるから…」と言うのが無難です。セールスマンは約束を重んじる人が多いので、引き下がるはずです。

必ず連絡するので、夕方まで待ってください。

プリウス商談の終盤になると、「値引きは今日までの数字です。明日にはなくなります」なんて条件を出されることがあります。この状態になると、翌日に引き延ばすことはできなくなります。とはいえ、よその店舗にその条件を聞かせて反応を見たいこともあるでしょう。

 

そんなときは、「今日限りなんですね。なら夕方までは大丈夫ですよね?」と言ってかわしてください。そうすれば、他の販売店に行って交渉をする時間をかせぐことができます。

 

ただ、約束通り夕方までには必ず連絡すること。そうしないと、せっかくの条件が消えてしまいます。

もしもし、店長さん。実は、別の店舗で決まりそうなんですが…

プリウス値引き交渉でどうしてもいい結果が出ないときは、店長などの上級職に電話で話をする手もあります。「担当のセールスマンさんにはなかなか言い出せなくて」などと理由を付けておけば、店長を相手にしても違和感はないでしょう。

 

店長に取りついでもらったら、「今回はA店で決めようかと思っています。できれば、そちらの方が近所なので、そちらにしたかったのですが…」などと言えば、店長としては「はいそうですか」と言うわけにはいきません。

 

ただ、すぐに降参されてしまうと逆転はできないので、ギャンブルになることは覚えておいてください。失敗したときのために、対抗ディーラーも育てておいたほうがいいでしょう。

無理しなくてもいいですよ。

自動車販売業界では、値引き額が大きくなってくると見積書には書かないという通例があります。そうなると、「B店はプリウスが●●万円値引きできた」と言っても証拠がないので、信じてもらえないこともあります。

 

そういうときは、頑張って説明せずに「無理なら遠慮なく言ってくださいね」と余裕を見せるのが得策。すると、「無理なら別のところで買うから」という沈黙のアピールとなります。相手にとっては「余裕がありそうだし、本当かもしれない。取られないように対策しないと」と判断することになります。

 

他にも、「無理しなくていいよ」というセリフはさまざまなシーンで利用できます。駆け引きは焦ったほうが負けなので、随所で余裕を見せて相手にプレッシャーをかけていきましょう。

 

 

プリウス値引きはオプション値引きもしっかり取ろう

 

プリウスに限った話ではありませんが、新車購入時には「ディーラーオプション」をいくつか付けることになるはずです。最低限、雨よけの「サイドバイザー」や足元の「フロアマット」くらいは追加するでしょう。

 

この「ディーラーオプション」ですが、実はディーラーの利益が30~40%ほどになると言われており、ディーラーにとっては是非とも売っておきたいところなのです。

 

ディーラー側の利益が30~40%なので、その一部を値引きに還元してもらうことができます。ただ、ディーラーの利益を削ることになるので、プリウスのオプション値引きに関しては15%程度を目標にするとよいでしょう。

 

オプション割引は「無料サービス」の形を取ることが多い

 

オプション値引きについては、基本的には「無料サービス」の形式を取ることになります。

 

サイドバイザー
フロアマット
コーティング
ナビ
ETC

 

仮に↑のディーラーオプションを選んだとすると、ここからどれか1~2つを「無料サービス」にさせることになります。そして、もし2万円程度の「サイドバイザー」が無料ということになると、目標の15%が達成できないわけです。

 

そのため、事前にどのディーラーオプションを無料にするかは検討しておく必要があります。↑のラインナップだとだいたい25万円程度になるので、4~5万円は無料化したいところです。そうなると、「サイドバイザー」「フロアマット」の2つ(5万円相当)を無料にさせるのがよいでしょう。

 

ディーラーに行ってから欲しいオプションを考えると、どのオプションを無料にするか検討する時間がないので、安いオプション割引で済まされがちです。事前に欲しいオプションをあらかた決めておいて、無料にさせたいオプションにもあたりをつけておいたほうがいいでしょう。

 

交渉の仕方を解説

 

オプションは最後に追加する

一般的に、何も言わずにプリウスの見積つもりを取ると、セールスマンがいろいろとおすすめオプションを追加した状態で見積書が出てきます。そうなると、その後はプリウスの車体とオプションの並行交渉となってしまいます。同時に2つのものを交渉していくのは、難易度が高いのでおすすめできません。

 

そのため、初回見積りの時点で「オプションはなしで見積書をください」と言っておいて、オプション部分がまっさらの見積書をもらってください。理由を聞かれても、「プリウスのオプションについては、後で考えたいので」などと言っておけば問題ありません。そして、プリウスの車体値引きをまずはしっかり獲得してください。そうすれば、並行交渉にはならないので、混乱しなくて済みます。

 

場合によっては、ディーラー側が「オプションなしでは商談できません」と断ってくることがあります。しかし、これはただ単にオプションがディーラーにとって大事な収入源だからゴネているのであって、交渉できないということはありません。

 

なので、もし文句を言われてしまったら、さっさと見切りを付けて別のディーラーに行きましょう。「オプションなし」にNGを出すようなディーラーは、そもそも値引きも期待できませんので、切って構いません。むしろ、「期待できないディーラーが早くわかって良かったな」くらいの気持ちでよいでしょう。

 

追加したオプションを無料サービスにする

プリウスにディーラーオプションを追加する段階に入ると、セールスマンとしても「いよいよここまで来たな」と考えてやる気を出してくれます。なので、オプション値引きを取る土台ができるわけです。

 

交渉についてはそれほど難しくはありません。欲しいオプションを追加して価格を算出した後、「あれ、意外と高くなるね。このままだと予算オーバーになるね」と困ったフリをしてください。あとは、「○○を無料にしてくれれば契約してもいいんだけど…」とダイレクトに無料サービスを要求しましょう。オプション総額の15%以内であれば、基本的にはこれだけで獲得できることが多いです。

 

「契約前のオプション追加」戦法も効果的です。オプションを1つだけ追加しないでおいて、契約書にハンコを押す寸前で「忘れてた!」なんて話をしつつ追加するのです。「これじゃあ予算上がっちゃうなあ」なんて困ったフリをしていれば、セールスマンとしてはオプション1つくらいで契約ナシにしたくないので、無料にしてくれることが多いのです。

 

この戦法はオプションを2つ以上無料にさせたいときに有効です。1つはオプションを追加した時に無料にさせておいて、残り1つは契約寸前に差し込むのです。

 

また、プリウスの車体値引きがイマイチ引き出せないときに、オプション割引で予算内に収める方法もあります。セールスマンとしても、「オプションだったら結構勉強できるんだけどな」と考えていることがあるので、うまくオプション値引きを交渉すると30%以上の減額が達成できることもあるのです。なので、プリウスの車体値引きがあまりうまくいかないときは、オプションのほうで逆転を狙うのもありでしょう。

 

オプション値引きがうまくいかないときの対処法

プリウスのオプション値引きがうまくいかないときは、必死になって割引を迫るよりも、一歩引いた方が効果的です。「そうですか、残念ですが、無理しなくてもいいですよ。他のお店も気になっているので、また来ますね」なんてことを言ってあっさり帰宅してしまえば、後ほど慌てて向こうから電話が来るなんてこともよくあります。

 

また、追加したオプションを全部引き上げる「荒療治」もアリです。「じゃあ、オプションはいりません。社外品にしますので」と言ってオプションをなしにしてしまいましょう。相手が慌てて譲歩してくる可能性もありますし、もしダメでも本当に社外品にしてしまえばいいのです。プリウスの社外品は非常に種類も豊富ですし、ディーラー価格よりもかなり安いので、ディーラオプションは買わないなんて人も結構います。

 

諸費用カットも忘れずに!

 

プリウスの車体・オプションがひと段落したら、契約前の仕上げに「諸費用カット」にもチャレンジしましょう。諸費用をカットすると1~2万円くらいの節約になりますが、意外とやっていない人が多いです。

 

税金関連の諸費用はカットできませんが、

 

ガソリン費用
納車費用
ナビ&ETC移設費用

 

このあたりはカットすることができます。

 

ガソリン費用

ここ最近、納車時に新車にはほんの少しのガソリンしか入れないことが多いです。また、多めに入れるディーラーもありますが、「燃料費」を見積もりに入れてきたりなど、ガソリン代に関してはかなりケチです。

 

ガソリンが安かった時代は、ガソリン満タン納車をしてくれることもあったのですが、今は満タン納車だと断られることが多いです。ここは交渉失敗しても損をする場面ではないので、「満タンがダメなら半タンは?」と言った具合に、なるべく食い下がっておきましょう。「せっかく燃費のいいプリウスを買うのに、最初に行く場所がガソリンスタンドなんて嫌だ」なんてことを言うと効果があるかもしれません。

 

また、プリウスの車体・オプション値引きが断られたときに、「じゃあせめてガソリンを満タンにしてください!」と言った形で迫るのもアリです。

 

納車費用

納車費用は、「お客さんの家まで車を運ぶ費用」ということです。なので、本来ディーラーまで取りに行くなら請求してはいけない部分です。なので、ディーラーに取りに行くなら当然カットを要求しましょう。黙っていると、せっかくディーラーまで取りに行ったのに、無意味に納車費用を取られることになってしまいます。

 

ナビ&ETC移設費用

「新たにナビやETC車載器を買うと高いので、今使っているやつを流用しよう」なんて人もいるでしょう。ですが、通常ディーラーはナビやETC車載器の「移設料」を取ってきます。ETC車載器で1万円程度、ナビだと3~4万円かかります。結局5万円くらいになるため、「それなら買った方がいいか」となって移設を諦める人も多いです。

 

でも、これは移設料を高めに設定して新品のナビを買わせる手口です。ここを無料にするとかなり総額費用が変わってくるので、無料移設の交渉にも挑戦しましょう。ただ無料にしてくれと言われても断られるので、工夫が必要です。例えば、「A店はセールスマンが元整備士で、タダで移設もしてくれるみたいですよ」なんてことを言って競合に持ち込みましょう。

 

あるいは、プリウスの車体・オプション値引きが断られたときもチャンスです。セールスマンは断ってしまって申し訳ないと思っているので、「それくらいならなんとかしましょう」となるかもしれません。

 

今使っているナビやETCが無料で移設できれば数万円の費用節約になるので、一気に予算達成というのもありえます。ナビなどを流用するつもりなら、車体・オプションの値引きがうまくいかないときの隠し玉として持っておくのもアリです。

 

このように、プリウスの諸費用をカットすると数万円以上の節約になる場合もあります。さらに、諸費用の交渉は商談の土壇場となるので、セールスマンも「諸費用程度で契約を白紙にしたくない」という気持ちが働き、うまくいきやすいのです。

 

 

プリウスのグレード別値引き術を解説

 

プリウスの欲しいグレードが決まっているなら、もっと具体的に交渉術を決めることができます。

 

交渉方法 説明 弱点
【価格競争型】交渉 異資本トヨタディーラー同士を競合させて、プリウスの値引きを拡大 上級グレードでは使いにくい
【ライバル競合型】交渉 アクセラ(マツダ)と相見積もりをして、譲歩を引き出す ライバルの交渉も必要なので手間がかかる

 

プリウスには【価格競争型】と【ライバル競合型】の2種類の交渉方法がありますが、それぞれに弱点があります。

 

まず【価格競争型】ですが、上級グレードで価格競争に持ち込むと、「グレードを下げれば安くなりますよ」と言われてしまう恐れがあります。そのため、上級グレードでは【価格競争型】は若干不利になるのです。

 

一方、【ライバル競合型】に関しては、手間がかかるのがネックです。あらかじめ、アクセラ(マツダ)などの値引き見積書を用意しないといけないほか、【価格競争型】に比べると駆け引きの要素が多くなります。

 

これらの弱点を踏まえて、プリウスの各グレードの具体的交渉術を解説していきます。

 

E、S、Sツーリングセレクションの交渉術

 

プリウスのグレードのうち、

 

E
S
Sツーリングセレクション

 

は比較的廉価グレードとなっています。これらのグレードについては、【価格競争型】の交渉をメインにしていくとよいでしょう。廉価グレードは「グレードを下げれば安いですよ」と言われにくいので、【価格競争型】の効果を最大限に発揮できます。

 

しかも、プリウスの廉価グレードを選択するということは、それだけお客さんサイドも「安いほうがいい」と考えているわけで、セールスマンもそれはわかっています。なので、「安くすれば買ってくれるだろう」と思いますし、お客さんが激しい価格競争を仕掛けてきても違和感は覚えないのです。

 

価格競争のやり方については「【価格競争型】のプリウス値引き交渉術」で紹介しているので、ご参照ください。

 

Aツーリングセレクション、Aプレミアムなどの交渉術

 

A(277万円)
A“ツーリングセレクション”(292万円)
Aプレミアム(310万円)

 

↑のグレードは、プリウスの中でも比較的価格の高い「上級グレード」となります。こちらは【価格競争型】でも値引きは獲得できますが、「グレードを下げたら安いですよ」と言われるリスクがあり、廉価グレードに比べてやややりにくい部分があります。

 

なので、【ライバル競合型】を絡ませていったほうがいいでしょう。上級グレードを選ぶということは、ある程度価格は度外視して、装備を重視しているということになります。ということは、「アクセラのデザインも気になる」のような駆け引きをしても、セールスマンが違和感を覚えにくいのです。したがって、交渉がスムーズに行きます。

 

ただ、アクセラとのガチンコ相見積もりをするとなると、アクセラの値引きを最大限に高める必要があるので、かなり手間がかかります。なので、「アクセラをスパイスとして利用する」のがおすすめです。

 

具体的には、まずプリウスを【価格競争型】である程度値引きします。「グレードを下げたら?」というのは限界近くまで行かないと言われにくいので、そこそこの段階であれば問題ありません。

 

その後、獲得したプリウス値引き見積書を持って、アクセラを値引きします。限界まで値引きすることはできませんが、ある程度の金額のアクセラ見積書がもらえるはずです。

 

そして、アクセラの見積書を持って、プリウスと競合させるのです。これはプリウスの限界値引きを引き出すのが目的ではなく、「この人はアクセラも気になっているんだ」というけん制をするのが目的です。そうすれば、今交渉中のプリウスのグレードにもこだわりがあるということなので、「グレードを下げろ」と言われにくくなるのです。

 

あとは、【価格競争型】を使って、プリウスを限界まで値引きしていけばOKです。

 

なお、プリウスの標準グレードのなかで最上級の「Aプレミアム“ツーリングセレクション”(319万円)」については、価格帯の合うアクセラがないので、ライバル競合が難しくなります。他のライバルを選んでもいいですが、アクセラ以外は駆け引きが難しいので、【価格競争型】でゴリ押ししていく方がよいでしょう。

 

「Aプレミアム“ツーリングセレクション”」は最上級グレードなので、「グレードを下げたら?」と言われても「とにかく最上級グレードがいい」という言い訳が立ちます。なので、【価格競争型】でゴリ押ししてもそれほど変な印象は与えないでしょう。

 

 

プリウスの特別仕様車を値引きするには?

 

プリウスの特別仕様車は、装備が充実しているのに価格が抑えられていたり、他のグレードにはないあ装備が追加されていたりなど、さまざまなメリットがあります。なので、特別仕様車が欲しいと思う人も多いでしょう。しかし、特別仕様車に関しては、プリウスの標準のグレードに比べて交渉難易度が若干高くなっています。

 

 

特別仕様車は他のグレードより新しい

 

モデルチェンジをすると値引き相場は渋くなりますが、それはグレードが刷新されたからです。プリウスの特別仕様車も、モデルチェンジというわけではありませんが、標準グレードよりは新しいので、値引きが渋くなる傾向があるのです。

 

こだわりがマイナスに働く

 

プリウスの「特別仕様車」をわざわざ選んでいるということは、「プリウス以外欲しくない」と顔に書いてるようなものです。自分がセールスマンの立場になってみてほしいのですが、「どうしても特別仕様車が欲しい」と言う人に、割引しようと思うでしょうか?むしろ、高くしてやりたいくらいのはずです。

 

以上の理由から、まずアクセラ(マツダ)などとの【ライバル競合型】の競合は厳しくなります。仮に「アクセラと迷っている」と言ったところで、「それならプリウスの標準グレードでもいいじゃん」と思われてしまうので、説得力を失ってしまうのです。

 

なので、プリウスの特別仕様車については【価格競争型】の1本に絞ったほうがいいでしょう。そうすれば、シンプルな価格競争になるので、特別仕様車同士の競合に持ち込めます。とはいえ、それでも標準グレードに比べたら渋い結果になることは覚悟しましょう。

 

 

プリウスの展示車を値引きするのはアリ?

 

プリウスは日本で一番売れている車種の1つなので、全国各地の販売店で展示されています。また、多くのお客さんが興味を持つので、触ったり乗ったりされて汚れがつき、その分安く買えるチャンスがたくさんあるのでは? と思う人もいるでしょう。

 

当然、運が良い人がプリウスの展示車を安く買った!なんてケースもあります。しかし、プリウスの展示車値引き狙いをするのはデメリットも多いのです。

 

条件が合う展示車は少ない

いくら全国各地にプリウスの展示車があるとはいえ、グレードもボディカラーもまちまちです。なので、自分好みの条件の展示車が都合よくあるとは限りません。もしたまたま安い展示車を提案されても、条件に合わないことの方が多いでしょう。

 

単に「安いから」といった理由で条件の合わないプリウスを買っても、あとあと「失敗したな」と思うはずです。

 

展示車販売不可のディーラーも多い

展示車販売はトラブルになりやすいので、認めていないディーラーも多いです。たまたま条件通りのプリウスが見つかったとしても、販売を断られるとガッカリします。

 

おまけに、セールスマンが展示車を売ってもいいのかわかっていない店舗もあります。「ちょっとわからないので聞いてみますね」と言われたあと数日以上待たされて、「やっぱり無理でした」となるとかなりの徒労となります。

 

新車登録済みのケースもある

「新車登録」を行うと、ディーラーの販売実績となります。なので、売り上げの悪いディーラーでは、プリウスの展示車を新車登録して、実績確保をすることがあります。

 

せっかく条件通りのプリウス展示車を見つけたとしても、新車登録済みとなると1オーナーとなり、売却時に若干不利になるかもしれません。

 

このように、展示車のプリウスにはさまざまな欠点があり、無理して値引きを狙っていくものではありません。たまたま言ってみた販売店で条件に合ったプリウス展示車があるかもしれませんが、それは単に運が良かっただけ。効率を重視するなら、やはり新車のプリウスをしっかり値引きしていくほうがよいでしょう。

 

展示車の納車に注意!

 

2015年、某メーカーのディーラーで「展示車がこっそり納車される」というトラブルがありました。車体番号が若すぎたので判明したのですが、一時期話題になりました。

 

なので、プリウスの展示車を狙っていなくても、展示車については警戒しておく必要があります。もし心配なら、注文書の特記事項に「展示車納車は認めない」と一筆入れさせて対策しましょう。

試乗車は安く買える?

 

展示車と並んで安売りの象徴と言えるのが「試乗車」です。プリウスは人気が高いので、その分試乗車も多く用意されており、安く買うチャンスがありそうです。

 

ただ、1つチェックしておきたいのが、「プリウス試乗車はほぼ中古車」ということです。路上走行のためには新車登録が必須なので、確実に「ディーラーがオーナーの状態」になっています。プリウスの試乗車販売を打診されたときは、まずこの事実を思い出してください。

 

ここでよくあるのが、セールスマンが新車の定価と比較して「試乗車はこんなに安くなりますよ」という手口です。とはいえ、プリウス新車も交渉をすれば値引きできるわけで、定価と比べるのは公平ではありません。プリウスの新車と試乗車を価格比較するなら、値引き後の価格と比べるべきです。

 

なので、もし試乗車購入のチャンスがあっても、まずは新車のプリウスををしっかり値引きしてください。その後、値引き後のプリウス車体価格を基準にして、「試乗車はどのくらい安いんですか」と聞いてみましょう。

 

たた、試乗車はすぐに売れてしまうことがあるので、モタモタしているとなくなるかもしれません。急ぐなら、そのときのプリウス値引き相場を考慮して、その相場金額を差し引いた新車価格をベースにしてもよいでしょう。

 

試乗車の適正価格としては、新車登録から半年経過なら30万円引き、1年経過なら50万円引きといったところです。なので、プリウス新車値引き後の価格からさらに30~50万を差し引いた価格であれば、なかなかお買い得と言えるでしょう。

 

 

決算期はプリウスが値引きしやすいってほんと?

 

決算期はプリウスに限らずクルマが良く売れる時期なので、値引き交渉も有利とされています。もちろん間違いではありませんが、他の時期がダメというわけでもありません。

 

時期

プリウス値引き額

交渉難易度

繁忙期

★★★★★

やや難しい

閑散期

★★★★

やや簡単

 

↑の表を見るとわかりますが、決算期はディーラーも売り上げが欲しいのでプリウスの値引きを大きくしてきます。しかし、お客さんも大量におしかけるので、その分1人1人の印象が薄くなってしまいやすく、交渉難易度はやや高くなります。一方、閑散期はお客さんが少なくなる分、印象を残しやすくなり、プリウスの思わぬ高額値引きが現れることもあります。

 

なので、どの時期も一長一短で、「決算じゃないとダメ」ということはないのです。

 

もう1つ意識しておきたいのが、「プリウスの納期」についてです。

 

メーカー名 販売方針 納車期間
トヨタ 受注生産中心 遅め
マツダ、ホンダなど 在庫販売中心 早め

 

↑のとおり、トヨタは「受注販売中心」なので、お客さんの注文書を受け取ってからの販売になります。プリウスを含むトヨタ車はかなり納期がかかるのです。

 

そのため、プリウスの納車期間は平均1~3カ月となっており、決算月から動き始めると間に合わないのです。3月の始動だと決算内のディーラー実績にならないので、後回しにされやすいです。

 

なので、どの時期を狙うにしても、始動はその1~3か月前にする必要があるのです。

 

これらの注意点を考慮したうえで、それぞれの月のプリウスの立ち回りについて解説します。

 

1月の振る舞い方

 

狙う時期 利点 注意
3月(決算) ・決算狙いが間に合う

・ある程度納期があっても問題ない

・初売りくらいから動くべき

 

数年前までは1月は閑散期となっていましたが、3月の決算狙い客が増えたため、ディーラーは1月くらいから徐々に忙しくなってきます。なので、まだお客さんが増え切っていない初売り時期からプリウス値引き交渉の動きを始めるべきでしょう。3月までは1~3カ月の余裕があるので、多少納期がかかるディーラーでも交渉可能なのもメリットです。

 

1月始動の場合、ねらい目は当然「3月」です。「決算は安く買える」という意識が広がっているので、エゲツない【価格競争型】の交渉をしてもあまり嫌がられません。また、ディーラーも忙しくてあれこれ駆け引きしたがらないので、シンプルな【価格競争型】の方が喜ばれるケースもあります。

 

また、ある程度短期間での勝負となるので、【ライバル競合型】で攻めると時間がかかりすぎてしまいます。そういった意味でも、【価格競争型】一本に絞ったプリウス値引き交渉をしていったほうがいいでしょう。

 

2月の振る舞い方

 

狙う時期 利点 注意
3月(決算) ・決算狙いが間に合う

・短期決戦が可能

・納期の短いディーラー狙い

・強い印象を残す必要がある

 

2月は決算狙いの最後のチャンスとなります。3月まで時間がないので、トヨタディーラーの中から、納期が短いディーラーを選別して交渉していきましょう。ディーラーとしてもできるだけ早く結果を出したいので、1週間程度にプリウスの大幅値引きを引き出す「短期決戦」も成功しやすいです。

 

1月と同じく、【ライバル競合型】は時間がかかるので敬遠されがち。なので、【価格競争型】一本に絞っていきましょう。また、お客さんが増えて印象を残しにくくなるので、「とにかく安くしてくれれば必ず契約します」といったセリフを言って、購入意思が強いことをアピールしましょう。

 

3月の振る舞い方

 

狙う時期 利点 注意
4~5月の閑散期 ・閑散期狙いができる ・激しい値引き要求はウケが悪い

 

3月始動の場合、決算期内の決着は無理です。この時期は4~5月のプリウス値引き交渉の準備期間ととらえましょう。4月になると突然お客さんが引いてディーラーが困る時期となります。そんなときに、3月からきていたお客さんが4月も来るとなると、ディーラーにとっては神様のような存在になれるのです。

 

3月にしておくことは、4月の決着に向けての準備です。複数の異資本トヨタディーラーで見積もりを取り、プリウスの見積書を育てておきましょう。4月にある程度育った見積書を準備できれば、ディーラーにとってもインパクト大です。

 

ただ、決算期と違ってディーラーものんびりしているので、「とにかく安くしろ!」という態度は逆効果になりかねません。なので、じっくりと時間をかけてプリウスの見積書を育てていく気持ちが大切。また、【ライバル競合型】を絡めても嫌がられないので、交渉カードに加えてみるのもよいでしょう。

 

4月の振る舞い方

 

狙う時期 利点 注意
5~6月の閑散期 ・とにかくお客さんが少ない ・激しい値引き要求はウケが悪い

 

4月はプリウスを買いに来るお客さんが半減するので、ディーラーは閑散としています。なので、お店を訪れてプリウスの話をするだけで、VIP待遇のような扱いを受けます。何もしなくても強い印象を残せるのがこの時期のメリットです。

 

ただし、ディーラーも決算期ほど売り上げが欲しいと思っていないので、態度の悪いお客さんは切られてしまうこともあります。なので、「安くしろ!」という態度はNG。世間話を交えてセールスマンと仲良くなっておき、その上で「もう少し頑張ってくれるとうれしんだけど」と言ったマイルドな態度を心がけましょう。

 

4月はディーラーも時間が余っているので、【価格競争型】と【ライバル競合型】の両方が有効です。じっくり時間をかけてプリウスの値引きを引き出していきましょう。

 

5月の振る舞い方

 

狙う時期 利点 注意
6月 ・とにかくお客さんが少ない

・短期決戦もチャンスあり

・激しい値引き要求はウケが悪い

 

5月も、4月の状況を引き継ぐ形になります。ゴールデンウィークなどもあってディーラーの稼働も落ちるので、来店しただけでいい印象を持たせることができます。

 

交渉方法も4月と同じく、【価格競争型】と【ライバル競合型】の両方が有効。また、6月は一応第一四半期となるため、ディーラーも実績を欲しがります。なので、6月内決着を目指した「短期決戦」を狙うこともできます。

 

店舗が空いているぶん、強いプリウス値引き要求はウケが悪いので、じっくり話を重ねてマイルドに交渉していくことを心がけましょう。

 

6月の振る舞い方

 

狙う時期 利点 注意
7~8月(夏商戦) ・レジャー用途の車が人気 ・お店が混み始める

 

6月始動で狙うのは、7~8月あたりの夏商戦となります。夏は夏休みやお盆休みがあるので、レジャー用途での新車購入が増えます。当然、燃費性能の高いプリウスも対象となり、売れ行きが回復していきます。そのため、ディーラーもプリウスのキャンペーンなどを打って、販売促進してきます。

 

とはいえ、決算期ほどの大混雑というわけでもないので、【価格競争】と【ライバル競合】の両方を持ち出してもOKです。欲しいグレードや、住んでいる地域のに合わせて最適な交渉方法を選びましょう。

 

また、閑散期に比べれば多少お客さんが増える分、多少なら「安くしてくれたら買う」という態度を出してもOKです。あまり世間話に時間をかけすぎず、スピーディーに交渉していきましょう。

 

7月の振る舞い方

 

狙う時期 利点 注意
8~9月(半期決算) ・レジャー用途の車が人気

・半期決算狙いも可能

・ライバル競合は車の状態に気を付ける

 

7月は8月~9月の決着狙いです。9月は半期決算となり、プリウスの大幅値引きも多少出やすいので、そういう意味では「夏商戦」と「半期決算」の両方が狙えるなかなかうま味のある時期となります。

 

8月中の決着を狙う場合は、短期決戦が可能な【価格競争型】にしましょう。9月の半期決算狙いの場合は、【ライバル競合】を絡めてもOKです。この時期はアクセラの在庫が余りやすいので、そのぶん高額値引きが引き出しやすいです。

 

ただ、ライバル競合の場合はアクセラの車体状態に注意しましょう。この時期はアクセラの在庫が余りやすくなりますが、その分長期在庫が増えることになります。やたらとアクセラの納期が早いときは、古い在庫車を回されている可能性があります。買わないなら問題ありませんが、急にアクセラの方が欲しくなったときは納車時にしっかり車体をチェックしましょう。

 

8月の振る舞い方

 

狙う時期 利点 注意
9月(半期決算) ・半期決算で勝負できる

・短期決戦が狙える

・ライバル競合は避ける

・お盆休みに注意

 

8月は9月狙い1本です。9月は「半期決算」と呼ばれ、決算並みのキャンペーンなどを打ってきます。ただ、決算ほどお客さんが押し寄せるわけではないので、お客さんが多くない割にディーラーは積極的というかなりオイシイ時期となります。

 

ディーラーが積極的な分、「安くしてくれれば買う」という態度もOKなので、【価格競争型】のプリウス値引き交渉が効果大となります。ガンガン異資本競合をさせて、スピード重視でプリウスを値引きしていきましょう。一方、9月間まで間がないので、【ライバル競合】は避けたほうがいいでしょう。

 

なお、プリウス値引き交渉とは直接関係ありませんが、8月は夏休みやお盆休みが重なるので、外出先で事故や故障も多くなります。ディーラーも稼働が落ちているので、修理者で混みあう事態が考えられます。もしプリウスを購入後、8月あたりに修理や定期メンテナンスなどがあるなら、お盆休みは避けたほうが無難です。

 

9月の振る舞い方

 

狙う時期 利点 注意
10~11月(秋商戦) ・秋商戦もプリウスは人気 ・シルバーウィークに注意

 

9月は10~11月の秋商戦狙いとなります。秋は行楽シーズンがあり、ロングドライブに適したプリウスは人気が出る時期です。そのため、ディーラーも販売には積極的です。

 

お客さんの数が落ちついてくる時期でもあるのでので、【価格競争】【ライバル競合】の両方が可能。ただし、シルバーウィークがあるためディーラーが決着をせかしてくることがあるので、相手の勢いにのまれないように、時間をかけていく心づもりが必要です。

 

10月の振る舞い方

 

狙う時期 利点 注意
12月(年末) ・年内納車がほぼ確実 ・個人的な予定の管理に注意

 

10月ころからは、プリウスの「年内納車」がキーポイントになってきます。ディーラーは年明けから「決算期」に入ってかなり忙しくなるので、年内の仕事を残したくないという意識が働きます。10月からの始動であれば、年内納車はほぼ確実なので、「さっさと好条件を出して決着しよう」となる傾向があります。

 

まだ12月までは時間があるので、交渉方法としては【価格競争】でも【ライバル競合】でもOK。状況に合わせて適切な方を選びましょう。

 

なお、この時期は学校の運動会があったり、さらには仕事が忙しくなって来たりなどお客さん個人個人のスケジュール管理が難しくなる時期です。ディーラーに行く時間が取れなくなりがちなので、スケジュール管理には気をつけましょう。逆に言えば、忙しいのを逆手に取り、「来週は子供の運動会があるから、今週中にプリウス値引きの好条件が欲しい」と言った交渉もできます。

 

11月の振る舞い方

 

狙う時期 利点 注意
12月(年末) ・1年でもっとも短期決戦しやすい ・年内納車にこだわりすぎるのもNG

 

11月から動き始める場合、年内のプリウス納車は微妙になってきます。ただ、逆に「年内納車できるなら契約する」という交渉カードが利用できるので、1年でもっとも短期決戦がしやすい時期と言うこともできます。

 

また、短期決戦と言うと【ライバル競合】はダメというイメージがありますが、この時期に限ってはライバル競合もアリです。なぜなら、アクセラは在庫販売中心なので、納期が短く、ぎりぎりまで年内納車ができる可能性が高いです。なので、プリウスの年内納車が無理ということになったら、「アクセラなら年内納車できるらしい。そのぶん、プリウスで譲歩してくれないか」といった交渉ができるのです。

 

トヨタディーラーによっても納期は違ってくるので、「B店だと年内納車できるらしいよ。こっちのプリウスが越年なら、その分値引きしてよ」といった言い方もできるのです。なので、あまり年内納車にこだわりすぎず、柔軟に対応していくことを考えましょう。

 

12月の振る舞い方

 

狙う時期 利点 注意
翌年2~3月(決算期) ・決算期の準備ができる ・年内納車はほぼ不可

 

12月は年内納車はほぼNGです。また、お客さんも少なく、セールスマンも年末モードであまりやる気がない場合があり、プリウスの値引きと言う意味ではかなり不利なように思えます。

 

ただ、12月には12月にしかない最大のメリットがあります。それは、「12月は翌年の決算期の準備に最適」という部分です。

 

決算期はプリウスの大幅値引きが出やすい反面、客が多くて印象を残しにくいというデメリットがあります。しかし、12月から来店しておけば、セールスマンに顔を覚えてもらえ、翌年の決算で他のお客さんを出しぬくことができるのです。

 

さらに、翌年から動く場合は時間がかかる【ライバル競合】は敬遠されがちですが、12月から動いておけば翌年までにライバルの値引き見積もりも用意できます。そのため、「時間がかかりそう」という印象を与えることなく、スマートにプリウスのライバル競合値引きができるのです。

 

なお、12月でも初旬であればディーラーによってはプリウスの超スピード納車が可能かもしれません。そんな場合は、1発でプリウスの大幅値引きが獲得できる「超短期決戦」も視野に入るので、年内納車も頭には入れておきましょう。

 

 

プリウスの地域別値引き交渉術

 

トヨタディーラーは全国に散らばっていますが、どこも同じというわけではありません。地域ごとに結構特色が違うので、住んでいる地域に合わせてプリウスの値引き交渉方法についても調整するのが理想です。

 

例えば、関東圏であれば行動範囲に異資本トヨタディーラーが大量にあるので、【価格競争型】の交渉がかんたんに実行できます。一方、地方になると異資本ディーラーが減るので、価格競争型の難易度は少し上がります。なので、現在住んでいる場所によって、プリウスの値引き交渉術を切り替えましょう。

 

ここでは、各地域ごとにどんなふうに振る舞えばいいのかを解説します。

 

大都市圏(東京、大阪、名古屋など)のディーラー環境

 

難易度 有効な交渉方法 ポイント

かんたん

・価格競争(トヨタ同士競合)

・ライバル(アクセラなど)競合

とにかく数をこなす

 

大都市圏は周囲に大量のディーラーがあり、トヨタの4チャンネル競合が非常にしやすいです。なので、【価格競争型】交渉のための理想的な環境と言えるでしょう。また、例えば関東であれば、東京、神奈川、埼玉、千葉への移動もそれほど手間ではないので、10店舗以上を絡めた大規模な価格競争に持ち込むこともできます。当然ライバルメーカーのディーラーもたくさんあるので、【ライバル競合】にとっても都合がいいです。

 

そのため、大都市圏でプリウス値引き交渉をするなら「ひたすら数をこなしていく」意識が大切です。失敗を怖がって、1つ1つのディーラーに時間をかけてしまいがちですが、そうなるとせっかくの大都市圏のメリットを損なってしまいます。ある程度なら失敗をしても別のディーラーでカバーできるのですから、数をこなしていくほうが効率はいいです。

 

それに、大都市は人口の移り変わりが激しいので、ディーラー側も「お得意さんと付き合う」意識が希薄です。「とにかく安くしてたくさん売る!」という気持ちがあるため、お客さんが激しい価格競争を仕掛けてきてもあまり嫌がりません。そういった意味でも、積極的に行ったほうがオトクなのです。

 

該当地域

東京都 23区、八王子など
神奈川県 横浜市、川崎市、厚木市など
埼玉県 さいたま市、春日部市、川越市など
千葉県 千葉市、柏市など
大阪府 大阪市など
京都府 京都市、福知山市、舞鶴市など
愛知県 名古屋市、豊橋市、豊田市など

 

地方都市(東北・中部や九州など)のディーラー環境

 

難易度 有効な交渉方法 ポイント

普通

・価格競争(トヨタ同士競合)

・ライバル(アクセラ)競合

多少慎重に交渉する

 

地方都市の場合も、大都市圏ほどではありませんがある程度のディーラー数は揃っています。そのため、プリウス値引きに関して【価格競争型】【ライバル競争型】の両方を選択できます。しかし、地域によっては行動範囲にトヨタディーラー4チャンネルが揃っていない場合があるので、むやみに失敗していると競合相手がいなくなってしまう可能性もあります。なので、大都市圏よりは慎重さをもって競合していく必要があります。

 

また、地方によってはライバルメーカーの方が元気で、ライバル車種の値引きが取りやすかったりします。その見積書を用意して、【ライバル競合】の比重を高めていくのもアリでしょう。

 

いずれにしても、数をこなすことはあまり重視せず、ある程度慎重に進めていくことを心がけましょう。

 

該当地域

東北エリア 青森県(青森市)、岩手県(盛岡市)、宮城県(仙台市)、秋田県(秋田市)、山形県(山形市)、福島県(福島市)など
関東エリア 茨城県(水戸市)、栃木県(宇都宮市)、群馬県(前橋、高崎市)、山梨県(甲府市)、長野県(長野市)など
関西エリア 兵庫県(神戸市)、奈良県(奈良市)、和歌山県(和歌山市)、広島県(広島市)など
九州エリア 福岡県(福岡、北九州市)長崎県(長崎市)、熊本県(熊本市)、鹿児島県(鹿児島市)など

 

北海道・四国・沖縄やその他の郊外のディーラー環境

 

難易度 有効な交渉方法 ポイント

難しい

・ライバル(アクセラ)競合

・価格競争(トヨタ同士競合)

しっかり交渉してセールスマンと仲良くなる

 

地方・郊外のプリウス値引き交渉では「慎重さ」がポイントとなります。まず北海道や四国、沖縄ですが、基本的には行動範囲に異資本トヨタディーラーがせいぜい3~4店舗しかありません。越境できないので、同一チャンネルの資本の切り替えができないのです。なので、かんたんに失敗していると、すぐに価格競争が行き詰まってしまいます。本州・九州でも、郊外になると同じ環境になります。

 

なので、プリウス値引きを【価格競争】で実現するなら、トヨタ店→トヨペット店でしっかり見積書を育てて、ネッツ店、カローラ店の競合に持ち込む王道の方法をじっくり進める必要があります。途中で失敗してもよその県でリカバリーする方法がないので、じっくり時間をかけていきましょう。

 

地方・郊外は人口の流入が少ないので、ディーラーは1人1人のお客さんを大事にし、お得意さんとの付き合いを重視する傾向があります。なので、あまり「安くしろ」という態度を強く出しすぎると途端にプリウスの値引きが渋くなることがあります。ちゃんとセールスマンと対話を重ね、「この人とは長く付き合えるな」という意識を持たせることで、少しずつプリウスの値引きが拡大していくはずです。

 

地方でプリウスの値引きを獲得するコツは、できるだけ都市部に近いディーラーを本命にすることです。都市部は郊外に比べてプリウスの値引きがゆるい傾向があるので、都市部のカローラ店やネッツ店をゴールに設定し、郊外のトヨペット・トヨタ店と競合させていくようにすると成功率がアップするでしょう。

 

該当地域

北海道 札幌市、旭川市など
沖縄県 那覇市など
四国 香川県(高松市)、愛媛県(松山市)、高知県(高知市)、徳島県(徳島市)など
その他エリア 大都市・地方都市以外の市町村

 

 

2017年のプリウス値引き事情は?

 

プリウスの前回のフルモデルチェンジは2015年末でした。トヨタのモデルチェンジはだいたい5~6年周期なので、2017年にプリウスのモデルチェンジが行なわれる可能性は非常に低いです。そのため、2017年はじょじょにプリウスの値引きが拡大していく1年となるでしょう。

 

まず、2016年の値引き相場を見てみましょう。

 

2016年/9月 15~20万円
2016年/10月 18~23万円
2016年/11月 18~23万円
2016年/12月 18~23万円

 

だいたい20万円前後で推移していました。2017年はこのペースを引き継ぐ形になるはずなので、プリウスの値引き相場は以下のようになると予想されます。

 

2017年/1月 18~23万円
2017年/2月 18~23万円
2017年/3月 18~23万円
2017年/4月 18~23万円
2017年/5月 18~23万円
2017年/6月 19~24万円
2017年/7月 19~24万円
2017年/8月 19~24万円
2017年/9月 19~24万円
2017年/10月 20~25万円
2017年/11月 20~25万円

 

2017年/12月

20~25万円

 

↑はプリウスやライバル車の状況に大きな動きがなかった場合の予想となります。もしプリウスに新しい特別仕様車が登場したり、マイナーモデルチェンジがあった場合は、2~3万円のレンジで値引き相場が冷え込むことがありえます。

 

また、急にプリウスの人気が上がったり、落ち込んだりすると値引き相場も上下動が起こるかもしれません。

 

そうはいっても、やはりそれほど大きな変化はないと考えられる1年なので、あまり相場にとらわれず、交渉そのものに集中することを考えたほうがよいでしょう。

 

愛車の買取相場リサーチは必須!

 

愛車の買取相場を知らないと、下取りで買い叩かれて数十万円の大損をする可能性があります。かんたん車査定ガイドなどの【一括査定】を利用して、愛車の買取相場は必ず調べておきましょう。そうしないと、いくらプリウスを値引きしたとしてもマイナス転落してしまうかもしれません。

 

 

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